作業服に適した長袖シャツの選び方やお手入れの方法

2020-04-17

工事現場などの過酷な環境で着用する作業服は作りが頑丈であることの他、着る人の体を守ることも重要な条件になります。特に鋭利な物が多い現場ではどこで体を傷つけるかわかりません。安全に仕事を行うためにも体を守るのに役立つ作業服を選ぶことが重要になります。

作業服に適した長袖シャツの特徴や選び方、お手入れについて学びましょう。

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作業現場では肌の露出が厳禁とされている理由と長袖の問題点

工事現場や工場の作業ラインを見ると業種を問わず、仕事に従事する人は肌の露出が少ない作業服を着用している共通点があります。どんなに温度が高い環境でも作業服の袖をまくることをせず、むしろ手袋を使用するなど肌の露出を意図的に避けているようにも見えます。

体が火照った場合は一時的に上着を脱ぐこともありますが、それでもすぐに着用して肌を見せないようにするのが普通です。これは作業現場で肌を露出させると怪我をするリスクが大きくなるのが理由です。作業現場は鋭利な物や高温な物がどこにあってもおかしくありません。

気づかないうちにそれらの危険物に触れてしまうことも珍しくないので、そのような時に肌が露出していると怪我をしてしまいます。長袖の作業服を着用していれば直接触れることはありません。多少の怪我をする可能性はありますが、それでも肌を露出させた状態と比べれば軽傷で済むと言えます。

作業現場で働く人がどんなに温度が高い場所でも長袖の作業服を着るのはただのやせ我慢ではなく、自分の体を守るための工夫です。会社によっては肌が見える衣服の着用を禁止している所もあるので、肌の露出が作業現場では如何に危険な行為であるかがわかります。

しかし、作業服の多くは強度を増すために厚手の生地で作られている物が多く、そのために熱がこもりやすいのも事実です。怪我をしないための長袖の作業服によって体が火照ってしまい、熱中症などの不具合に見舞われるおそれもあります。

生地が薄い長袖シャツは熱を籠らせずに肌を守る

作業服を着用するのに不向きなほどの高温な場所であっても肌の露出は避けるのが賢明です。自分では周りの状態を把握しているつもりでも、どこに危険物が転がっているのかを正確に知るのは決して容易ではありません。肌を露出させている以上、どこかで怪我をするのはほぼ避けられないと言えるでしょう。

傷口に有害な物質が付着する可能性も否定できないので、作業現場では何よりもまず、肌を露出させないことを心がけます。生地が厚い作業服の着用が困難なほどの高温な環境の場合、薄手の長袖シャツが賢明な選択肢です。

生地が薄いので熱が籠りにくく、通気性にも富んでいることからわずかな空気の流れでも涼しさを感じることができます。また、長袖なので腕がむき出しになる心配がありません。作業現場で肌を露出させた場合、真っ先に怪我をするのは腕と言われています。

手先は意識が集中しているので危険を察知しやすく、回避することも難しくありません。

しかし腕の場合は常に視界に入っているわけではないうえ、手先の動きと連動していることから自分では避けているつもりでも腕の方から危険物に誤って触れてしまうことがあります。腕の表皮は手先よりも柔らかいので外部からの刺激に弱く、深い傷が生じやすいのが特徴です。

手先を動かすのに合わせて腕も動くので、一度怪我をすると傷が塞がりにくい問題があります。長袖シャツを着るのはあまり熱を籠らせないようにしつつ、腕の露出を避ける効果的な方法です。

作業服と比べると摩擦や引っかけに弱い欠点がある

薄くて軽い生地で作られた長袖シャツは温度が高い作業現場に適した衣類と言えますが、必ずしも作業服として優れているわけではありません。あくまでも生地が厚い作業服が着用できないほどの高温な環境で使用する代用品であり、作業服そのものとして扱うには生地が弱いことに注意する必要があります。

長袖シャツは生地の薄さから摩擦や引っかけに弱く、作業服なら表面が少し擦れる程度の刺激でも簡単に破れてしまうケースも少なくありません。また、液体を簡単に通してしまうのも欠点のひとつであり、熱水や薬品が飛散した場合は裸とほぼ変わらないほどの被害を受けてしまいます。

長袖シャツは暑さ対策にこそ効果的ですが、それ以外の事柄に関しては作業服としての効果は期待できません。生地の薄さから傷みが生じるとそこからすぐに広がってしまい、着用できなくなるのもシャツならではの欠点です。

作業服のように傷んだ部分を補修して再び着用するという使い方はできないので、その点を踏まえて作業現場で着用することを心がけます。

長袖シャツは工事関係の販売店で購入できる

作業現場で着用する長袖シャツを購入するならホームセンターや作業服専門店などを利用するのが正しい選択でしょう。長袖シャツと言ってもカジュアルウェアではなく、過酷な現場で着用する衣類なのでその点を踏まえて選びましょう。

作業服として用いられる物は、長袖シャツとしては生地が強く作られています。しかし、あくまでも長袖シャツとしては生地が丈夫という話なので、暑い時の一時的な代用品としての用途に留めます。サイズが大きな長袖シャツを選ぶなら海外の製品を多く扱う通販サイトが便利です。

海外の衣類は日本よりも大きなサイズの衣類が多いので選ぶ時に困りません。日本の長袖シャツよりも安価で購入できる物も多く、出費を抑えることができます。

長袖シャツのお手入れ方法は部屋着とほぼ変わらない

作業用の長袖シャツのお手入れ方法は室内で着用する部屋着とほぼ同じです。家庭用の洗濯機で洗い、形を整えながら風通しの良い日陰で乾かします。生地が乾いたらアイロンがけでシワを伸ばし、次に着用する時までしまっておくのが一連の流れです。

生地の材質によっては深いシワができたり色が落ちることがありますが、衣服に付いているタグの記載内容に沿って扱えば大きな問題はほぼ起きないと言えるでしょう。何度も繰り返し着用する物なので、洗濯やアイロンがけを丁寧に行うのが長持ちさせるコツです。

体を守る長袖シャツは丁寧に扱うことが重要

作業現場では肌を露出させると思わぬ事故に遭う可能性が高くなるので長袖の作業服が必須ですが、高温の環境には不向きな服装なのも事実です。長袖シャツなら肌を守ることができる他、作業服よりも生地が薄いので暑く感じにくい利点があります。

しかし生地の薄さから破れやシワなどの不具合が起きやすいので、丁寧に扱うことを忘れてはいけません。